男50歳これからどう生きるか⁉

男50歳がこれからの生き方について書いていきます。

男50歳これからどう生きるか!?


トリートメントとリンスとコンディショナーの違いを分かり易く解説します

皆さん、こんばんは!シーソーです。

 

日常の髪の手入れに、

トリートメントやリンス、コンディショナーを使う方もいらっしゃると思いますが、

本日はそれぞれの特徴や違い、

使い方を分かり易く解説しようと思います。

 

本日のブログは女性の方向けの内容になるかもしれませんが、

奥様や彼女さん、職場の女性と話しをする際のネタにもなると思います。

きっと参考になると思いますので、

よろしければお付き合いくださいね!

 

 

まずは毛髪の構造から

 

トリートメントなどの説明に入る前に、

まずは毛髪の構造をご理解頂いた方がいいと思います。

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皆さんは毛髪の断面図を見たことはありますでしょうか?

「見たことがある!」という方は少数ではないかと思います。

断面図を紹介、解説しているサイトなどもありますが、

専門的な内容が多いので、

あまりピンとこないかもしれません。

 

そこで私が分かり易く解説したいと思います。

 

皆さん、お寿司の「かっぱ巻き」を思い浮かべてください。

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この写真の手前のものですね。

これ、「鉄火巻き」ではダメなんです。

あくまでも「かっぱ巻き」で例えていきたいと思います(笑)

 

キューティクル

 

実は毛髪は3層の構造になっていて、

一番表面はキューティクルと呼びます。

「キューティクルは聞いたことがある!」という方が多いのではないでしょうか。

かっぱ巻きの "のり" の部分です。

 

実はキューティクルは無色透明でうろこ状になっています。

かっぱ巻きに例えたので黒いイメージを持たれたかもしれませんが、

透明なんですね。

 

「え?透明?」とびっくりされたのではないでしょうか。

髪の毛って黒とか茶色に見えますよね?

これについては後程、詳しく説明します。

 

さて、このキューティクルの役目ですが、

髪の内部を守るという役目があります。

髪の手触りやツヤなどにも影響します。

 

専門的には「毛表皮」と言います。

摩擦に弱いので、無理なブラッシングや乱暴なシャンプーによって、

傷んでしまうことがあります。

傷むと当然はがれてしまい、手触りやツヤが悪くなります。

ヘアアイロンなどの高熱で溶けてしまうこともあるそうです。

かっぱ巻きののりを手荒く扱ったり、ゴシゴシやったら、

表面はボロボロになっちゃいますよね。

それと似たような感じです。

 

コルテックス

 

次の層はコルテックスと呼びます。

かっぱ巻きの "ごはん" の部分です。

ケラチンタンパク質でできており、

髪の大半がコルテックスで構成されています。

このコルテックスの状態により、

髪の硬さ、太さ、強さなどが決まります。

専門的には「毛皮質」と言います。

 

実はこのコルテックスが髪の色に関係しています。

先程、キューティクルは透明だと書きました。

何故、髪の毛は黒だったり茶色に見えるのでしょうか?

 

コルテックスの中にはメラニンという細胞が含まれていて、

このメラニンは黒色をしています。

(※黒髪の場合)

 

ということは…?

そうです!髪の毛の見た目の色は表面のキューティクルの色ではなく、

中身のメラニンの色が見えているということなんです。

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ヘアカラーについて

 

少し話しがそれますが、

ヘアカラーをされている方はいらっしゃいますか?

実はヘアカラーとメラニンは重要な関わりを持っているんです。

 

健康な黒髪を例えてみます。

黒色のメラニンを脱色していくと、

黒 ⇒ こげ茶 ⇒ 茶 ⇒ 黄茶 ⇒ 黄

のように色が変化していきます。

 

ブリーチをして金髪にされている方がいらっしゃいますよね。

あれはまさにメラニンを極限近くまで脱色している為、

髪の毛が黄色(金髪)っぽく見える訳なんです。

ブリーチ=メラニンを破壊しているということです。

 

メラニンやコルテックスを破壊しているので、

髪の毛はダメージを受けボサボサ、ガサガサになりやすくなります。

 

そうなると髪の内部はメラニンやコルテックスが減ってしまい、

スカスカの状態になっています。

この状態に例えば赤い染料を加えてみたら…?

黄色 + 赤色 = オレンジ色

になりますよね。

すると見た目はオレンジ色の髪の毛に見えます。

 

例えば黄色まで脱色しないにしても、

茶色まで脱色して緑の染料を加えたら…?

茶色 + 緑色 = オリーブブラウン

というような上品でオシャレな色になりますよね?

 

ヘアカラーの染料はキューティクルに塗っている訳ではなく、

髪の内部に浸透させて、

コルテックスの隙間に染料を入れるという作業をしている訳です。

なので塗ってから染まるまで時間がかかるんですね。

 

これがヘアカラーの仕組みです。

 

話しがそれてしまいましたが、

これはこれで知っておくと便利かもしれません。

 

さて、このコルテックスも熱や薬品に弱く、

壊れたり溶け出してしまうことがあります。

かっぱ巻きのご飯を想像するとわかると思います。

 

先程触れたように、

ヘアカラーなどの薬品からも影響を受けますので、

ヘアカラーやパーマなどをした時は手入れをしっかりしないと、

髪がダメージを負ってしまいます。

 

メデュラ

 

3層目はメデュラと呼びます。

かっぱ巻きの "きゅうり" の部分です。

髪の毛の芯のような役割をしており、

硬くて太い髪ほどメデュラが多いと言われています。

専門的には「毛髄質」と言います。

 

「鉄火巻き」ではなく「かっぱ巻き」で表現したのは、

その硬さを表現する為だとご理解ください(笑)

 

このメデュラに関しては、

まだ解明されていない部分も多いそうで、

柔らかい髪の人や赤ちゃんの髪の中には存在しないこともあるそうです。

 

ここまでが髪の構造になります。

ちょっと専門的な部分も出てきてしまいましたが、

ご理解頂けましたでしょうか?

 

本題に入ります

 

さて、ようやくここからが本題になります。

お待たせしました!

 

皆さんは毎日髪を洗いますか?

朝ですか?夜ですか?

「毎日、夜に洗う」という方が多いのではないでしょうか。

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欧米では1週間に1回~2回くらいしか洗わない文化もあるようですが、

日本人は毎日洗う人が多いようですね。 

 

洗う時はシャンプーを使う方が多いと思いますが、

髪がある程度長い方、あるいは髪のダメージが気になる方は、

シャンプーの後にトリートメントなどを使うと思います。

 

しかし、その違いや使い方を知っておかないと、

正しいケアや目指す髪質にはなれないかもしれません。

是非、参考にして頂きたいと思います。

 

ちなみにシャンプーの役割は、

髪や頭皮の皮脂や汚れを落とす役割があります。

しっかり洗って、しっかり洗い流しましょう。

 

リンス

 

先程お話ししました髪の構造を思い出してみてください。

「かっぱ巻き」です。

髪は3層の構造になっていることをご理解頂けたと思いますが、

まず「リンス」は、

髪の表面を滑らかにしてコーティングすることで、

髪の保護や手触りを良くします。

 

つまり、キューティクルに作用する訳です。

仕上がりの髪の質感はサラッとしている物が多いです。

 

なので、「リンスinシャンプー」という商品がありますが、

シャンプーは汚れを落とす。

リンスは髪をコーティングする。

落とすの?コーティングするの?どっち???

理論的にはよくわかりませんね…

個人的にはあまりオススメしません。

 

トリートメント

 

では「トリートメント」ですが、

トリートメントは髪の内部に栄養補給をして、

健康な髪を取り戻す為のケアだと思ってください。

 

つまり、コルテックスに作用する訳です。

 

様々な要因で減ってしまったコルテックスを補充する

というイメージでもいいと思います。

 

トリートメントは内部に浸透していく為、

髪に付けたらすぐに流さずに、数分でもいいので放置するといいですよ。

少し水分を補充すると浸透がスムーズに進みます。

 

仕上がりの髪の質感は物にもよりますが、

比較的しっとりする物が多いです。

 

なので、髪にダメージのない方はトリートメントは不要です。

リンスだけで十分だと思います。

 

髪がかなりダメージしているようなら、

毎日トリートメントしても構いませんが、

トリートメントは結構、効果が長持ちしますので、

少々のダメージであれば、

1週間に1回~2回にして、他の日はリンスでいいと思います。

 

トリートメントには髪の毛の表面を整える成分も入っていますので、

トリートメントの上からリンスを重ね付けする必要はありません。

 

数分放置した後は、髪の「ぬめり」がなくなる程度に洗い流します。

よくトリートメントした後の髪がベタベタしたり、

なかなか乾かないという方がいらっしゃいますが、

それはトリートメントの付け過ぎと洗い流しが不十分な為です。

 

いくらダメージが気になるからといって、

たくさんつけても効果は変わりません。

大切なのは「根気よく続ける」ことです。

 

コンディショナー

 

最近は「リンス」という名称より、

「コンディショナー」という名称で売っている場合が多いですね。

では、何が違うのか…?

 

ほとんど同じだそうです(汗)

 

時代の流れで言い方が変わったらしい…ということです。

 

なので、先程説明しました「リンス」だと思って、

「コンディショナー」を使えば問題ありません。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

トリートメントとリンスとコンディショナーの違いはご理解頂けたでしょうか?

 

使い方を簡単におさらいしてみますと…

ある程度、髪のダメージが気になる方は、

シャンプー後、

通常の日はコンディショナーかリンスを付けて軽く洗い流す。

1週間の間の1日か2日はトリートメントで集中ケア!

 

髪のダメージがそんなにない方は、

シャンプー後、コンディショナーかリンスでOKです!

 

特に女性は髪がキレイだと印象もいいですよね。

いくらメイクをばっちりして、

ファッションをばっちり決めたとしても、

髪がボサボサだとイメージダウンになってしまうかもしれないです。

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私個人、1人の男性としての意見ですが、

女性の髪がキレイであれば、

世の中がもっと楽しく平和になるのではないかと思います。

(ちょっと大袈裟かな…?汗)

 

男50歳の一言

「女性がキレイであれば世の中平和!…だと思う」

 

本日もお付き合いくださり、ありがとうございました。

今後もよろしくお願い致します。